平成22年度 第5回 ポールボルトアカデミーHIROSHIMA
実施報告


日にち 平成22年11月7日(日)
場 所  近大東広島高中学校
参加者  6人 中学生 6人 高校生1人 
指導者  井上 恭治(高美が丘中)・ 宮本志織 ・仲田 愛(鹿屋体大)

本日のねらい「深く研究する。」

寸評

 指導者が一時的に増えました。教育実習で広島に帰ってきている仲田 愛(ベスト4m23cm)と仕事の関係で自宅に帰ってきた宮本志織(ベスト3m40cm)が指導の手伝いをしてくれました。特に仲田は日本学生記録を樹立した取り組みをPVA広島に還元してほしく指導をさせてみました。本日は雨プラス県高校駅伝開催中で参加者は7名でした。
 特に、宮本が参加すると周りが明るくなるのは、彼女の良いところ。また仲田が何をしてきたからここまで伸びてきたのか、彼女と触れ合う中でつかんで帰ることができたらと思いました。
 次回、仲田がPVAに戻ってくるのはいつのことか、終了時のミーティングでは日本記録保持者として戻ってくるよう話をしました。

練習風景
○本日の参加者 8人


スタートは、朝礼台に集まって世間話から始まりました。

井 上:みやもと〜なんで身長152cmで3m40cmまで跳べたの?
宮 本:中学時代は、アップの時からメディシンボール投げたり腹筋しまくったりいろんなことしましたね。      ねぇ愛?
仲 田:そうですね。アップからハードルやったり砲丸投げたり・・・。まぁ練習が楽しかったですね。
井 上:二人ともけっしてスポーツも勉強も優等生ではなかったよね。
宮 本:そうです。もう中学時代はとんでもなかったです。
井 上:仲田は入学したとき運動も勉強もダメだったよね。でも棒高にはまってからなんでも伸びて行ったね。二人とも、練習日誌がすごかったんよ。3年間で分厚いファイルが今も残っているよ。卒業前には成績もトップクラスになったしね。
井 上:佐々木(御調高2年)もそうだよね。
佐々木:はい。中学の時は勉強もできず、棒高も記録が出なくて・・・。高校に入って棒高がさらに好きになって、勉強もやる気になったんですよ。そうしたら棒高の記録も伸びてきて・・・って感じです。
井 上:なかだ〜4mから4m23cmまで伸びたけど、何をやったの?
仲 田:う〜ん、よくわかりません。8月から一気にきました。けっして安定はしていませんが。
井 上:仲田はしゃべるの下手だから、みなさん今日は、指導してもらう中で極意を聞きだそうぜ!
井 上:仲田は、今シーズン現在アジアで7位にいるんだよ。ぜひともロンドンオリンピックに行って活躍てほしいよね。4m45cm跳べばオリンピックでも決勝のチャンスはあるんだからみんなで応援しよう。

アップは、バッタ・ワニ・木馬・側転・ロンダートで一気に仕上げました。

仲田コーチによるミニハードルでのモモあげ走
簡単なようで、正しいモモあげ走を指導するのは困難でした。見本は見せられるが、言葉では表現できない。苦戦する仲田コー
次はポールを持ってモモあげ走
1歩突き上げ跳びから3歩突き上げ跳びへ

ここで、高美が丘中長距離部員2年生兼好くん登場!
なんと踏切がスムースで体がなられるように進んでいく。この跳躍をみんなで研究しました。踏切足の着き方が、明らかにみんなと違う。しかし踏み切った後体がブレーキがかからずしっかり前進へ流れていく。 代表指導者井上が、審判で織田記念大会などでトップ選手の踏切をまじかで見るときに、このように踏切でストップするのではなく、”上へ前に”自然に入り込んでいるのを感じている。男子はスムーズな入りに加えて強い踏切動作も加わる。違う種目の選手から学ぶこともあるんですね。
動いている選手に対してのコメントは上手にできました。

ツッコミ動作のまとめとして、ペットボトルをぶっ飛ばす練習をしました。

本日初参加の兼好くん、なんとまっすぐ正確に突っ込めるのです。
もしかして、長距離以上に棒高が・・・・。

高美中1年多田さん 宮本コーチから何かを学びとったかな?
現在4種競技に取り組んでいるが棒高は2m10cm 3月までに仲田の中1記録2m70cmにどこまで近づけるか?

島根県大東中の錦織くん2年生は、センスも抜群この背中の文章に感動しました。
「ありがとうございます」つねに感謝の気持ちを大切にすることが書かれています。まさしく、アスリートにとってこの気持ちはたいせつですね。

近大の蔵田くん、思い切りよく少しポールも曲がっていたのですが、「まっすぐ・高く」の基本がおさえられていなかったため、2歩跳びの特訓を行いました。着地も定められた場所へ。「右手をのばして、左手も高く、足は7マークで左にぶれることなくまっすぐ着地」
高校生、佐々木君は仲田コーチと右肩のCカーブを作り、左手を上にあげていく練習を繰り返しました。
右肩が入り込むことにより、踏切足が後ろに残り大きな、踏切足で大きな円弧を描くことができます。大きな円弧を描くことができるということは、大きな遠心力が働き、硬くて長いポールが使えるようになります。左手の突っ張る位置もこの後修正してみました。
左手がこの位置だったら良いでしょう。
錦織くんは、踏切時に左足が右によってしまう、また助走時の姿勢が不安定なためスピードと体重を十分にポールに伝えることができていませんでした。現在2年生中国地方No1は、これを克服すると全国に十分通用します。
久しぶりの再会で思い出話が盛り上がりました。

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