平成23年度 第3回 ポールボルトアカデミーHIROSHIMA
実施報告


日にち 平成23年7月24日(日)
場 所  近大東広島高中
参加者  19人 中学生 9人 高校生8人 大学生2人 
指導者  井上 恭治(高美が丘中) 田村 雄志 
参加県  広島・山口・愛媛

本日のねらい
「力をうまく使い跳躍に生かそう」


寸評

  暑い日差しの中、近大東広島高等学校中学校のグランドに、県内外から多くの選手が集まってくれました。今日は、ポールと地面にうまく力を伝えることで、高く跳べるようになることを学び、実際に跳躍することを行いました。理解して跳躍することで、本日の練習だけで大変身を遂げた選手もいました。

練習風景
○本日の参加者 名




アップは、股関節・大腰筋・腸腰筋を一気にストレッチ(ワニ・バッタ・木馬)

側転を左右に行う斜め側転  ロンダートで高いクリアーを意識します。

側転の回転が斜めになってしまうことから、
棒高跳びは地面に垂直に立てた棒の上にうまく乗っかることが基本であることを説明
そのように、右手に体をうまく乗っけて側転をしましょう。


ポールの上に乗るということは、ポールを突き放すときに、ポールに体が近い時と
離れた時では、近いときのほうが、しっかり地面に力を伝えることができます。
したがって、地面に力を伝えたら反作用で自分が空中に上がって行きます。


ポールの突き出し動作は、日常でも意識しないと遅れたり、斜めにいってしまいます。
そこで、8歩あるく動作のなかで、1=右 2=左 3=右 4=左で両手を腰へ 5=両手を肩に
6=万歳 7=万歳維持 8=万歳維持 を歩くなかで覚えていきます。
続いて、ジョックでこれを行います。


地面に力を伝えその反作用で、上方にジャンプするためのコツを
田村先生から教えてもらいました。

両足跳びから前方へ跳躍



「ポールに力を伝えること。」を体感するトレーニングです。
へその下にポールを当て、お互いが押しあいをします。
押している方の胴体が斜めになってしまうと、ポールがサイドにそれて、力は相手に
伝わりません。1点に向かってスピードとパワーを伝えていくことが大切です。



田村先生は、踏切時のパワーを上方に伝えることの確認のために、
メディシングボールを、踏切動作の時に、投げるトレーニングを紹介しました。
上手く行けば、しっかり跳んでいきます。



休憩時間も、みんなが寄りあって、ポールのバイメカ(運動力学)を
話しあいました。田村先生は、「理論」「動き」がまた「説明できる力」があるので
10年連続5mを超えているのです。(ベスト5m20cm)


左は、上級者 右は初心者です。どちらも説明がしっかり理解できているために
うまくいきました。

初心者の高校生も2m80cmくらいまで跳べるようになりました。


踏切が弱く、ポールを硬く長いものに変更ができない村上君(神辺旭高1年)
15Fが使えれば5mは跳べる選手です。
タイヤ押しで特訓しました。


最後は鉄棒補強です。田村先生から2種類の運動を紹介してもらいました。
一つ目は、あふり動作から腕をおろして足を引きつける動作です。脇のしたに刺激があります。
二つ目は、ふりあがりです。田村先生は、よじ登るのではなくタイミングで一気に上がる見本を見せました。

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