平成19年度 第9回 ポールボルトアカデミーHIROSHIMA
実施報告

日にち 平成20年2月17日(日)
場 所  近大付属東広島中・高
参加者 19人 いろんな分野の人たち  
指導者  井上 恭治(世羅西中) 竹内 健(近大東広島)

本日のねらい「この冬に基本をマスターしておこう」
寸評

 雪の舞う会場に,広島県内,外から集まってくれました。遠くは宮崎県,兵庫県,そして山口県,岡山県と西日本を感じることができるPVA広島となりました。やはり誰でも参加できるところに魅力を感じるのでしょう。これこそ公的な機関が棒高跳び教室を実施している大きなメリットだと思いました。
 風が強く低温であることから棒高跳びを行うための基本を身につける練習を多めに行いました。最後のミーティングで,「今日は,基本をマスターするための練習から跳躍まで行ったが,普段の練習では,つまづいたところで,その練習を反復練習をすること。」と話しました。

練習風景
○本日の参加者 19名




準備運動は,バッタ・ワニ・木馬・側転・ロンダート


シートを4足長に10枚敷き,リズム走を行いました。
@ツーステップ切り替え Aワンステップ B 最後の2歩で手を肩上を動作
C Bの動きを8歩目からテンポアップ 注−10歩目で地面の反発にあわせた
手の突き上げをポイントとして指導しました。

基本練習に使ったのは,100円ショップで物干し竿として売っている棒(長さ2m50)。
100円ショップだけど210円のもの,体重75kの私が,ぶら下がってもへっちゃら。

基本練習では,持つ位置は両肩が水平になるように
スタンスが広いと,左肩が下がりまっすぐな突込みが
できません。したがって,ポールに対して体重がストレートの伝わらないことに・・・。


タイヤの全部にポールを差し込み突き出し動作の前進ウォーク

こんな板でも練習できます。裏に足ふきマットや雑巾をつければ室内,廊下でもできます。

このペア練習が本日のメインディッシュ。補助のしかたを覚えました。
タイヤにポールを突っ込み,左足から1歩目を出します。4歩目で右手をおでこを通過し5歩目で最高地点へ
持って行きます。その4歩目でパートナーは棒を上に導いてやります。
この練習でポールを出す方向,勢いなど身につきます。

ぶら下がり練習はやはりサリーちゃんから背骨に対してまっすぐぶら下がり,ほうきに乗るように着地します。

サリーちゃんの次は,地面での”ポールこぎ”
まっすぐにポールを立て,体を左にずらし前進します。ここでもペアで
左から相手の肩甲骨の真ん中を前方に押してあげます。
安心して練習でき,体が前進する感覚が身につきます。
モデルは,広島県来年度のエース船本くん(近大2年)

10分間の休憩 ドラム缶ストーブで温まる。
正面で温まるのは全中ダブル入賞(群馬全中,香川全中)の増金兄弟,ずっと棒高を愛してくれている。
冬季の練習に最適グッズ,手袋の前面にゴムが張り付いている。

後半は6歩突っ込み連続跳びから開始。
踏み切って着地したら,私がいるところまで走ってくる。前の人がボックスに突っ込んだら次がスタート。
この状態で練習することで,自然と体が左にずれることなく,まっすぐ前進していく。

初心者チームは,このスタンドを使い,地面で練習

上級者コースはピットでクリアー練習


本日はじめてチャレンジするゆい君(大学4年)と屋敷君(中1)砂場で飛び降り練習


注目の人たち
左から,大阪体育大に進学の増金くん,
香川室内で4m以上浮きながら3m60に終わった森次くん(徳地中2年)
宮崎から研修にこられた国丸先生(熱心さに脱帽)
アルバイトしてためたお金で広島にやってきたゆいくん(兵庫県来年大学院)
山口県徳地中の伊藤先生,選手がどんどん変化している仕掛け人(こういう人が選手を強くする)

今回のPVAで,運営をしている私も大きく刺激を受けました。
自分が学びたいことに対しての情熱を行動に移す人たち,労を惜しまない学び続ける意欲。
”PVA広島”発展するぞー!



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